自己啓発というもの、

在宅勤務になって、自分の時間が増えた。

 

ありがたいことに新卒分の研修費も多く、

近々開発もはじまるみたいなので、Udemyで自己啓発用の教材を購入。

 

サーチマン佐藤さんの、Javaの講座。

最安値ではなかったけど、2,400円くらい?

これ一つ買えばEclipseTomcatMysqlの使い方がわかるんだからお得よな。

 

個人的には、昨年受けさせられた某会社のセミナーよりも全然いい。

結果として、とても良いものでした。

何がいいかは受講者のレビューを見れば明らかなんで、割愛します。

 

https://www.udemy.com/user/zuo-teng-20/

サーチマン佐藤さんのPage。備忘録的な。

 

 

前置きはさておき、最近自分に対して思うことを。

 

「…もしかして、自分って集団行動苦手?」

そう、思うときが増えたような気がする。社会にでてから。

 

高校までは、部活が楽しかったし集団でいることに不満も何も感じていなかった。

孤立することもなく、みんなで弁当食べるのも好きだった。

たわいもない会話とか、一人でいるときよりみんなでいる時間のほうが多かった。

 

なのに。それなのに。

社会に出てからは、人と一緒にいることがおっくうになることが増えた。

一人でいたいと、そう思うようになってきてしまったのかな。

 

勿論、友達は好きだし、社会に出てから知り合った人たちも信頼している。

だけど、そこまで仲良くしたくないのかどこかで一線引いている自分がいる。

 

自分の価値観とか、物事の味方とか、そういったものが変わってしまったのか。

だとすれば、それは大学時代だよなあ。

 

もし、もしも。

人生をやり直すとするなら、大学入学時に戻りたい。

(史学を学んだ人がこんなことを言ってはいけないのかもしれないが)

詳しくは書かないけど、もっとたくさんの人と関わって、遠くに行きたかったな。

何か一つに捉われるのではなく。できることたくさんあったのかもしれない。

 

でも、今隣にいる人とは離れたくはない。(笑)

それを考えると、結局今が一番幸せなのかなーと思ったりも。

よくわからないのが人生だろうし、これでいいのかな。

 

学問を研究するって、当たり前だけど難しかったなー。

大学四年間は自分のために好きなこと勉強したくて、史学の道に進んだけど

卒論執筆時も今も思うことが、「私、この学問向いてない」ということ。

 

四年間、ひたむきに歴史学に向き合えたかといわれると実のところ微妙で。

そこばかりは、高校時代の恩師に申し訳ないと思う。

 

私は今何をやっているの? 私がやっていることは何のためになるの?

…図書館で史料や研究所を読んでいるときに、どうしても考えてしまうのよな。

 

勿論、これは歴史学者を否定するものではありません。

私自身、そう考えてしまうだけのこと。

 

いくら史料が読めていたって、

誰も成しえなかった研究をしたって、

それは、過去のことを明らかにするだけで。

 

過去のことを明らかにしたところで、今生きる人たちの役に立てる?

 

過去が明らかになるということは、

今我々にとっての当たり前が覆される可能性もあるし、

モノによっては、置かれている立場や生活を変えるかもしれない。

 

だけど、そんなことを発見できるのは

どれだけ時間をかけても一生に一度かもしれないし、もしかしたらできないかもしれない。

 

歴史学の勉強とか、論文読むのは好きだった。

史実に近づくために、いろんな研究や史料漁ることが楽しかった。

 

歴史学を学んで人の役に立てる職業として、

歴史の先生とか、教育者になればいいのかもしれない。

でも、先生にはなりたくなかった。恩師を越せないのを知っているから。

 

それなら、少しでも。歴史学を学んだものとして。

歴史学の進め方、研究方法を活かせる職業に就こうと思ったわけだ。

 

ITだって、正解はないのだから。

コードに正解はないし、できるまでに回り道が必要だし。

たった一つ、たった一行のエラーをなくすのに何時間もかかるし。

遠回りして、やっと一つのプログラムが動く。

この達成感は、史学と通じるところがあるんじゃないのかな。

 

歴史とは全く関係のない道に進んだけど、

私の夢は昔から何一つ変わっていない。

 

恩師と、肩を並べて話をすること。

歴史学であれ、世間話であれ。

 

ずっと追いかけていたけど、いつか隣に行くんだ。

酒でも交わしながら対等に話したい。元生徒と教師なんて関係なしに。

 

そのために、私は私のできることをする。

ITの勉強を頑張らなければならないのだ。

 

自分の仕事、職を自分の言葉で語るんだ。

時間かかるかもしれないけど、先生に追いつけるように。頑張るのだ。